冬のボーナスキャンペーン金利が出揃う

ソニー銀行、楽天銀行、新生銀行が定期預金の金利を引き上げ、イオン銀行もカード会員限定ではあるが定期預金のキャンペーン中だ。住信SBIネット銀行も129日から特別金利企画を開始する。

地銀のネット支店は、常に高金利通常の定期預金金利が高いところが多く、またキャンペーンは冬のボーナス向けとしては一足早く11月から開始しているか、年間を通じた長期的なものが目立つ。

これでネット専業、地銀のネット支店も含めた冬のボーナス向け金利がほぼ出揃ったと見てよいだろう。

ネット専業の今冬の金利は1年・100万円で0.250.3

ネット専業・その他の銀行を見ると、今回のキャンペーンで金利のアップ率が高いのが新生銀行だ。1年・100万円の定期を例にとると、通常は 0.04%とかなり低いほうだが、キャンペーン金利は0.3%と専業・その他銀行でトップの高さ。またネットであれば最低30万円からと比較的預けやすく 設定されている。

ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行の通常金利は、平均すると1年・100万円の定期で0.15%程度だが、今回は3行揃って0.25% に引き上げた。この他時期を問わず高金利なのが、あおぞら銀行(0.3%)、オリックス銀行(0.27%)だが、50万円または100万円などある程度ま とまった金額が必要だ。

地銀ネット支店、高金利御三家が金利引下げの方向も0.4%は維持

地銀のネット支店には金利優等生が多い。特に西日本に集中しており、常にトップを走るのがトマト銀行ももたろう支店、香川銀行セルフうどん支店、 愛媛銀行四国八十八ヵ所支店の3行だ。ただ、ここ12年 は0.450.5%を維持してきたものの、今回は揃って0.4%まで下げている(1年・100万円)。

 

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いますぐ申し込める高金利のネット銀行と金利一覧(金利は1111日時点)

ネット銀行名

1

10万円

100万円

静岡銀行インターネット支店

0.350

0.350

ソニー銀行

0.150

0.150

じぶん銀行

0.130

0.130

住信SBI銀行

0.120

0.130

セブン銀行

0.120

0.120

ジャパンネット銀行

0.100

0.130

新生銀行

0.100

0.100

関西アーバン銀行いちょう並木支店

0.250

東京スター銀行「スターワン1週間円定期預金」

0.200

 

 

 

これにより、今回は0.425%の大阪シティ信金夢ふくらむ支店が逆転しトップに立った。そろそろ地銀のネット支店もネット専業の2倍以上など、 他行を大きく離した高金利とはいかなくなってきたようだが、しばらくは0.4%程度が維持され、相対的な高金利の状態は続くと思われる。 

高金利の主な銀行や信用金庫とネット支店の金利一覧

銀行名

1

10万円

100万円

あおぞら銀行 インターネット支店 ※1

0.300

オリックス銀行 ※2

0.270

新生銀行 ※3

0.030

0.300

イオン銀行 ※4

0.300

0.300

住信SBI銀行 ※5

0.250

0.250

ソニー銀行 ※6

0.250

0.250

楽天銀行 ※7

0.250

0.250

あおぞら銀行 ※8

0.250

大和ネクスト銀行 ※9

0.220

0.220

荘内銀行 わたしの支店 ※10

0.400

トマト銀行 ももたろう支店 ※11

0.400

0.400

香川銀行 セルフうどん支店 ※12

0.400

0.400

愛媛銀行 四国八十八カ所支店 ※13

0.320

0.400

静岡銀行インターネット支店 ※14

0.350

0.350

島根銀行 インターネットバンキング ※15

0.325

0.325

沖縄銀行 インターネット美ら島支店 ※16

0.300

0.300

大阪シティ信用金庫 夢ふくらむ支店 ※17

0.425

播州信用金庫 夢みらい支店 ※18

0.410

0.410

尼崎信用金庫 ウル虎支店 ※19

0.400

0.400

太字はキャンペーン。金利は12/5現在(住信SBIネット銀行は12/9~の金利)※1 あおぞらネット定期(50万円以上) ※2 eダイレクト預金(ネット専用。100万円以上)、キャッシュカードなし、他行から振込 ※3 キャンペーンは2014/2/28まで。10万円はパワーフレックス円定期預金(1000円以上)、100万円はパワーダイレクト円定期預金1004 キャンペーンは2014/1/20まで。1万円以上 *キャンペーンはイオンカードセレクト会員限定 ※5 キャンペーンは12/92014/2/2まで。1000円以上 ※6 キャンペーンは2014/2/28まで。1万円以上 ※7 キャンペーンは12/27まで。1万円以上 ※8 あおぞらダイレクト定期預金(ネットバンキング・50万円以上) ※9 10万円以上 キャッシュカードなし、他行から振込 ※10 12月の金利(1100万円以上1,000万円以下) ※11 スペシャルきびだんご定期(1万円以上100 万円まで) ※12 超金利トッピング定期(1万円以上100 万円まで) ※13 100万円は「100万円限定だんだん定期預金」、10万円は四国八十八カ所支店定期(1万円以上) ※14 キャンペーンは2014/2/28まで。10万円以上 ※15 インターネット定期預金「ネットプラス」(1年は店頭+0.3%・1万円以上) ※16 キャンペーンは14/3/3122時まで。1万円以上 ※17 夢ふくらむ支店専用定期「夢プレミアム」(1年のみ。店頭+0.4%。1100万円以上1000万円以下) ※18 キャンペーンは12/30まで。夢みらい支店限定特別金利定期(10万円以上1000万円以内) ※19 ウル虎支店専用定期(110 万円以上1000万円未満)

先に述べたとおり、今冬の金利では、信金のネット支店がトップになったが、地銀と同じく高金利の信金は西日本(関西)に集中している。

大阪シティ信金夢ふくらむ支店、兵庫県の播州信金夢みらい支店と尼崎信金ウル虎支店の金庫の金利は0.4%以上だ。ただし、こちらも徐々に金利は下がってきている。尼崎信金は2年前から比較すると0.47%から0.43%へと下がり、ここ1年は0.4%、播州信金は、春のキャンペーン金利が0.46%あったのに対し今回は0.41%とやはり下がっている。

今後も地銀・信金のネット支店の金利水準に注目

以上を総合すると、現在の高金利定期の水準は、1年・100万円で地銀・信金のネット支店の0.4%を頂点としてネット専業などのキャンペーン金利が0.250.3%程度といったところ。金利は高ければ高いほうがよいが、この金利を目安にあとは口座開設や満期時の取り扱いなど手続き上の手間などを考慮して預け先を決めるのがいいだろう。

また、来年春のキャンペーン、夏のボーナスキャンペーンなど今後の金利は最高金利0.4%が崩れてくるかに注目だ。地銀・信金とネット専業が大差ない状況になれば、使い勝手を考えて魅力薄となるだろうし、前述のように相対的優位が維持されればまだ預け先の候補になるだろう。